訪問看護ステーション 地域に根差した「あんしんケア」| はーとふる多摩センター
rss

ブログ

2020

5/06

亡き祖母からの贈り物

 こんにちは!

訪問看護ステーションはーとふる多摩センター、代表の柴田です。

 

皆さま、自粛中はご自宅でいかがお過ごしでしょうか。

政府の緊急事態宣言は5月いっぱいまでの方向で動いていますが、宣言が解除されても、感染症に対して充分に警戒しなければならないことには変わりありません。せっかくの『STAY HOME』ですから、読みたかった本読んだり、映画を鑑賞したり、室内運動、料理やクラフトワークなどなど…。時間を有効かつ有意義にお過ごしくださいませ。

 

わたくし事ですが、こんな情勢のなかで心温まる出来事がありました。

 

横浜の実家から、昨年5月15日に亡くなった祖母が残した【N95マスク】と【フェイスシールド】が出てきました。

 

 

これらの品物は、かつてSARSが流行したとき生前の祖母が子ども達へとまとめて購入してくれていたものでした。当時ほとんど使われなかったまま当面実家の物置の肥やしとなっていました。

 

今回、訪問看護の現場で役立つはずだからといただくことができました。

 

もちろん事業所としては、既に当面不自由しない程度には物資調達はしていますしスタッフもそれらを大切に使ってくれていますよ。ご安心くださいね。

 

それでも熱発などコロナにみられる症状が確認された現場に向かう場合や、医療依存度の高いご利用者様のお宅にお邪魔する時には、【N95マスク】と【フェイスシールド】の存在は価千金です。

 

 

祖母は5月15日に一周忌を迎えます。ところが今回のこの騒動にて予定していた法要も中止。延期の目処もたっておりません。祖母には申し訳ない気持ちでいっぱいなのに、心の中では無償の愛情を感じ、いくら感謝してもしきれません。