訪問看護ステーション 地域に根差した「あんしんケア」| はーとふる多摩センター
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2021

10/25

【ただいま募集中!】訪問看護師

こんにちは!

訪問看護ステーションは~とふる多摩センターです。

いつも久しぶりのブログ投稿となってしまい良くないなと思っているのですが…。

 

今回は『職員募集』のごあんないです!

 

転職を考えている看護師さん

よろしかったらこちらをご覧ください

 

↓↓↓こちらをクリック↓↓↓

https://www.baitoru.com/kanto/jlist/tokyo/23kuigai/tamashi/job63779480/

 

最近『バイトル』さんに掲載を開始していただいた記事です。

どうぞご覧くださいませ。

 

 

 

看護師のみなさん、訪問看護ってどんなイメージですか?

《不安》訪問先で何か起きたらどうしよう・・・

《不安》現場判断が強く迫られるのでは・・・

《不安》深夜呼び出されることが心配・・・

これらは、一般的に看護師のみなさんが訪問看護に不安を持つ理由の典型例です。

 

 

 

それぞれにQ&A方式でお答えすると・・・

《不安》訪問先で何か起きたらどうしよう・・・

⇒⇒《回答》訪問看護は『生活』です。もちろん訪問先で突発的なことが起きる可能性がゼロではありません。しかし、日々のお付き合いのなかで状態の変化を観察している間柄です。不安要素は早めに医師や同僚に相談し対処する・・・それが訪問看護です。生活の中で突発的に何かが起きそうな方は、そもそも入院による適切な医療提供が必要な方です。在宅ではまだそのような状態にはない方々の生活支援をするので、過度に警戒する必要はありません。「これから悪化するかもしれないな」という看護師の気づく力をもって、患者様の不安に寄り添って差し上げる優しい支援者でいてください。

 

 

《不安》現場判断が強く迫られるのでは・・・

⇒⇒《回答》これも誤解です。病棟と同じく、在宅現場でも『医師による指示』で動いています。訪問看護師の仕事は、まず第一にそれを全うすることなんです。

でもそれと私の不安は別物・・・ですよね。患者様は生身の人間なのですから。

そんなときはいつでも同僚看護師に相談してください。は~とふる多摩センターでは『緩~い担当制』で訪問を行っています。なるべく担当を変えずにと心がけながらも、緊急時対応なども便宜も考慮し、患者様ご本人のお受け入れに応じてなるべく複数のスタッフが顔見知りになるようにしています。つまり、一人で抱え込まずに、現場で不安なことがあったら、その場で他のスタッフに相談してしまえばいいのです。

人間相手の仕事だから、お互い不安なのは当然なんです(^^)

病棟では複雑な人間関係がある(と思われるので)ために、相談しづらいなどあるのかもしれませんが、そんな遠慮や忖度、患者様にとって少しのプラスにもなりません。

 

 

《不安》深夜呼び出されることが心配・・・

⇒⇒《回答》まず頻度の点でお答えすると、オンコールによる深夜の訪問実施は月1~2回だと思ってください。これは平均ですので、極論すると1か月の緊急訪問ゼロという月もあります。そもそも貴方の電話当番の日にコールが鳴らなければ、貴方個人の出動回数はゼロ回です。

逆に時期によっては頻回することもあります。オンコールで連想しやすいのがお看取りかと思いますが・・・(看護師あるあるかもしれませんが)結構立て続けに旅立たれることってなぜかあります。

ただ、みなさんの不安のポイントは頻度ではなく、実態だと思うのです。これに対しても、ひとつの回答としては既にお伝えした『まずは同僚に訊いちゃう』という方法が適切だと思います。深夜だから電話するのは・・・と思われるかもしれませんが、は~とふる多摩センターではそんなこと気にする必要はありません。所長や主任はいつでも患者様のことで不安に思っています。新人の貴方を心配して「なんなら私も今から行くよ」という展開もよくあります。

確かに、予想もしていない展開で呼び出しの電話が来ることもあります。でも、ここは病院ではありません。対象者は退院されたらさようならがほとんどの患者様ではありません。日常生活のご自宅にうかがわせていただき、笑顔でおしゃべりしながら処置をするなかで、人となりや生い立ちをお話くださり、そして貴方を孫のように可愛いと受け入れてくださる『近所のおじいちゃん、おばあちゃん』なのです。そう、貴方の知り合いなのです。

そんな知り合いのおじいちゃん、おばあちゃんが痛がって苦しんで看護師を求めているとき、貴方は看護師以前に個人として早く駆け付けなきゃという衝動の方が先立つのではないでしょうか・・・。未体験の時に抱いている不安など、その瞬間どこかに吹き飛んでいます。心配しなくても、先輩、同僚がいます。なかには現場に一緒に駆け付けてくれる主治医もいます。最悪の事態でも救急車という社会資源があります。何より貴方が経験者です。大丈夫です。

 

★は~とふる多摩センターのオンコール体制は

・入職3か月は電話当番をお任せしません。

・オンコールが始まっても、1~2か月は先輩とともに『ダブル当番』です。

・ひとり立ちしていただいた後も、必要に応じて複数で駆け付けることも

・そんなオンコールも週1回程度

・希望者には自動車を年中貸与します

(自宅近くに駐車場を確保するので通勤にも使ってください…ちょっぴりプライベートでも)

 

今回は、訪問看護に付きまとう不安について、『そんなことないんだよ~』と語ってしまい、思わず長文になってしまいました。今後は訪問看護のタノシイ、オイシイ部分もお話できればと思います!